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ASTM D4169-22 試験規格の改定について

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・ASTM D4169の2022年度版ではStacked Vibration (Schedule D と Vehicle Vibration (Schedule E)の中に含まれる航空機振動プロファイルAir Profile)の変更があります。

・改定後の航空機振動プロファイルは 3段階の保証レベルが無くなり、Low / Medium / High Level の3プロファイルを規定の時間実施することになりました。改定前に比べて、低い周波数帯(4~6Hz 未満 )の加速度レベルは高くなり、それ以上の周波数帯の加速度レベルは低くなりました。

加速度実効値"Grms"は以下となります 。

 改定前(2016年度版)
  保証レベル Ⅱ = 1.05 Grms

 改定後(2022年度版)
  Low Level = 0.16 Grms
  Medium Level = 0.22 Grms
  High Level = 0.29 Grms

・トラック、鉄道の振動プロファイルについては従来通りです。
・トラック、鉄道、航空機の振動加振時間の合計も従来通り180分間が推奨されています 。

詳しくは下記関連資料をダウンロードしてください。